(S14シングル)LAST ORIGIN(最高最終2016/342位)

終結

 

まえがき

大部分の方ははじめまして、そうでない方はいつもありがとうございます。

ベニマグロ(https://mobile.twitter.com/benimaguro136)と申します。

昨季はちょっと変わったパーティを使用してレート2000を達成することができましたので、構築記事として公開させていただきます。

以下常体

 

もくじ

 

構築経緯

まず構築の軸として最強格のアタッカーで積めれば全てを破壊できる炎オーガポンを採用。

次にカミやパオに当たり負けしない高速枠として鋼テラスSブーストトドロクツキ、Aガチグマやラオス等に強く誤魔化し性能がある襷枠としてテツノブジンを採用。

起点作成枠として新解禁のブリジュラスを採用し、SVで最も使い慣れたポケモンである弱保カイリューを加え、ここまでのメンバーではランドが重すぎるためランドに強く一貫を取りやすい特殊アタッカーとして眼鏡イダイトウ♀を採用して構築が完成した。

 

コンセプト

今回は一匹で試合を決められるポケモンを比較的多く採用した。
剣舞オーガポンや身代わりトドロクツキ、弱保カイリューは決まれば試合をそのまま持っていける能力があり、眼鏡イダイトウ♀も相手が想定しづらい火力を押し付けることができる。

電磁波やステロを絡めて相手を疲弊させ、エースの誰かを通す動きを念頭に対戦していた。

 

パーティ紹介

ブリジュラス♂(NN:トリトン/色違い)/テラス飛

がんじょう@メンタルハーブ(おだやか)

191(204)-×()-150(0)-145(0)-127(244)-113(60)

ほえる/でんじは/ステルスロック/てっていこうせん

S:準速60族抜き&4振りランド抜き(遅いカイリューやサーフゴーをだいたい抜ける)

H:16n-1で最高

D:余り全部

 

耐性が強くて種族値が高くて特性が強くて技も強い鉄橋ドラゴン。

今回は比較的スタンダードなステロ電磁波型で採用したが、ブーストハバタクカミに電磁波を入れても抜けないためD方面にほとんど振り切ることで対応し、物理高火力技への対応のため特性を頑丈にした。

吠えるの枠はドラゴンテールと選択になるが、タダでさえ身代わりに弱い電磁波型なので吠えるの方が起点回避性能が高いと考えている。外さないのもえらい。

てっていこうせんは無振りでもカミや塩などを一撃にでき、起点回避技としても便利だった。

メンタルハーブは発動すれば強かったがどうしても相手依存で腐ることも多かったので要検討。

 

ドロクツキ(NN:ティアマト/色違い)/テラス鋼

こだいかっせい@ブーストエナジー(ようき)

185(36)-187(220)-91(0)-×()-121(0)-188(252)

はたきおとす/アイアンヘッド/じしん/みがわり

S:ぶっぱ
A:Sブースト調整

H:余り

 
背中の大きさにかけては他の追随を許さない月の龍。
Sブーストは環境に少ないため、相手の想定をある程度外すことができ、Sを甘えたカミにも強かった。
鋼テラアイアンヘッド運ゲー性能は強力だったが、高耐久には無力なことが多く、竜舞が欲しくなることもあった。
地震はイーユイやドクガをなんとかする際に役に立ったが、水ラオスに有効打がないのでアクバに変えてもいいかもしれない。
身代わりはテラスの確認や補助技避けに使っていた。物理耐久が微妙なため体力管理に注意が必要。

 

ーガポン炎(NN:ポニちゃん)/テラス炎

かたやぶり/おもかげやどし@かまどのめん(ようき)

155(0)-172(252)-104(0)-×()-117(4)-178(252)

ツタこんぼう/ウッドホーン/みがわり/つるぎのまい

AS:ぶっぱ
D:余り

 

とんでもない破壊力の棍棒をブン回す鬼。

根性ブースターのフレドラ以上の火力をテラ切るだけで出せるのは冷静に考えてヤバすぎる。ブースターの立つ瀬がない。

ラティオス同族意識で最速とし、できるだけ火力が欲しかったのでAにも振り切った。

麻痺した相手の前で身代わりを連打して痺れ待ちし、隙を見て剣舞することで勝った試合が多かった。減った体力をウッドホーンで回収できる点も非常に強い。

剣舞した炎ポンを止められるのはウガツホムラぐらいなのでハチャメチャな一貫性でほぼ全ての構築を破壊できた。

自覚がかなり高く小さくなった相手に攻撃を全弾当てて勝った試合もあった。

 

カイュー♀(NN:サラシア)/テラス無

マルチスケイル@じゃくてんほけん(いじっぱり)

191(196)-199(212)-115(0)-×()-120(0)-113(100)

ドラゴンクロー/じしん/しんそく/アンコール

S:準速60族抜き&4振りランド抜き(遅いカイリューやサーフゴーをだいたい抜ける)
H:16n-1で最高
A:余り全部

 

全幅の信頼を置く絶対的エース。

飛行統一で使っていた個体をとりあえずで流用したら最後までそのまま使っていた。

選出率、保険発動率ともに飛行統一の時よりは低かったが、保険が発動した際は変わらず圧倒的な破壊力を見せてくれた。

今シーズンは比較的ブリムオンやサケブシッポのミストバーストで保険起動することが多く、トリル展開に対しての対抗策として機能してくれた。

アンコールは持っているだけで勝ち筋の作り方が増え、塩の守るをアンコしてオーガポンで無理矢理積むムーブ等も強力だった。

 

テツノブジン(NN:エタニティ/色違い)/テラス霊

クォークチャージ@きあいのタスキ(むじゃき)

149(0)-160(76)-110(0)-168(220)-72(0)-179(212)

インファイトムーンフォース/しんくうは/でんじは

S:最速110族抜き
A:インファでHB特化ポリ2を確2

C:余り全部

 

最強のエスパーポケモンを目指して作られた騎士。

フェアリー格闘の両刀を受け切れるポケモンはドヒド等の毒タイプ程度で、どんな相手にも最低限の仕事はしてくれた。

先制技は真空波と影打ちで迷ったが、Aガチグマに対面から勝てることを重視して真空波を採用した。トリル展開にもある程度抗えていたので正解だったと思う。

電磁波を採用することによって、基本的に勝てない相手であるハバタクカミをムンフォCダウン狙いと合わせてオーガポンの起点にすることができた。

霊テラスは主にHP1の状態でカイリュー対面で使用した。鋼や無テラにも格闘技を刺せるためかなり安定して対応できた。

 

イダイトウ♀(NN:オペライペ/色違い)/テラス妖

てきおうりょく@こだわりメガネ(おくびょう)

195(0)-×()-91(44)-152(252)-95(0)-137(212)

ハイドロポンプなみのりシャドーボール/テラバースト

C:ぶっぱ

S:準速サーフゴー抜き

B:余り

 

使用率が低い方のヒスイ原産の大魚。

水ゴーストの範囲は一貫性が非常に高く、襷のイメージが強いのか眼鏡想定をされることは少なかったため、相手のサイクルを崩す能力が高かった。

ハッサムにある程度強い点がハバタクカミとの重要な差別化要素で、ハッサム絡みのサイクルを破壊して勝つことも多かった。

また、他のメンバーがキツい高耐久地面タイプをハイドロポンプが当たれば一撃で持っていける点が非常に頼もしかった。

AがVの個体だったが、ヒスイ産色違いの見た目アドが(個人的に)大きかった点と、一回もイカサマを撃たれることがなかったので問題はなかった。

 

選出

ブリジュラス→オーガポン@1

相手に地面枠がいない時は基本これ。

地面枠がいてもステロを撒きたいときは結構この選出だった。

@1は刺さりのいいポケモンだが、ブジン>カイリュー>ツキ>イトウの体感選出率だった。

イダイトウ→@2

イダイトウの範囲の刺さりがいい時、ランドロスオオニューラが初手に来そうな時の選出。

@2の枠は後発からブリジュラスオーガポンやブジンオーガポンを展開するか、単純に刺さりがいいアタッカーを並べて押し切る。

テツノブジン→オーガポン@1

初手にAガチグマやブリジュラスが来そうな時の選出。

@1の枠は基本的にカイリューかツキの2択で、対面的に戦うことが多かった。

カイリュー→テツノブジン@1

ステロ撒きが見当たらずカイリューが対面で勝てる相手が多い時、トリル相手の時の選出。

@1の枠はツキかオーガポンで、カイリューが荒らして残りの2匹でスイープを狙っていく。

 

キツい構築・ポケモン

・パオジアン

当然のように誰も受からないためキツい。

先にステロさえ撒ければ割となんとかはなった。

カイリュー

型が分からなすぎてキツい。

一応ブジンがテラを切れば対面からなら大抵の型に勝てる。

・ハバタクカミ

速すぎるし強すぎてキツい。

電磁波さえ入れられれば割となんとかなる。

・ドヒドディンルー

イダイトウが拘っている関係でオーガポン以外で一貫が取れないため非常にキツい。

そもそも毒菱展開全般がキツい節がある。

・フィールドオオニューラ展開

誰一人受からないため非常にキツい。

ブリジュラスがテラス切って吠えたりツキが抜いてることを祈ったりしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、ここまでの記事で何か違和感を覚えた点はなかっただろうか。

ポケモン名が赤字になっている部分があったと思う。

並べてみると・・・

 

ラス ト オ リ ジン

 

ラストオリジン

 

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構築経緯(真)

もちろん偶然こうなったわけではない。

まず最初にラストオリジンの7文字を6匹で構成しようと考えた。

ラ、スの枠は新解禁のラティアススイクンをそれぞれ採用、ト、オの枠は抜けて強いトドロクツキ、オーガポンをそれぞれ採用。リの枠は迷ってリキキリン、ジンの枠は迷うことなくテツノブジンを採用した。

しばらく潜ってみたが全く勝てず、ラティスイクンとリキキリンがスタイルに合っていないと考えラスを圧縮してブリジュラス、リの入るポケモンで最も強いカイリューに変更した。

ランドが重すぎたため最後に自由枠としてイダイトウ♀を採用し、構築が完成した。

構築が定まらなくて迷っている方にはこういう構築の組み方もあるということを覚えておいてほしい。

 

あとがき

駄文でしたがここまで読んでいただきありがとうございました。

ご質問やレンタルの感想などは(https://mobile.twitter.com/benimaguro136)までお願いします。

この後にはNNの由来のおまけコーナーとスペシャルサンクスがありますので、もしよろしければご覧ください。

 

おまけコーナー

・NNの由来紹介

トリトン(色ブリジュラス♀)

ラストオリジンの戦闘員『トリトン』が由来。ミサイル撃つことしか考えてなさそう系ロボ。ちょっと足が貧弱なのがブリジュラスと似ている。

 

ティアマト(色トドロクツキ)

ラストオリジンの戦闘員『X-00 ティアマト』が由来。単体最高火力のバケモン。チョコ女王イベントでは魅力を存分に発揮してくれた。トドロクツキ要素は飛んでて火力が高いところ。

 

ポニちゃん(オーガポン♀)

ゲーム内で明確に背景が描写されたポケモンなのでラスオリNNをつけるのも違うかなと考え、プニちゃんっぽくいい感じに名付けた。結果的に自覚が凄かったので気に入ってくれたんだと思う。

 

サラシア(カイリュー♀)

ラストオリジンの戦闘員『サラシア』が由来。立ち絵のポーズが非常に似ている。最近韓国版ではとんでもない水着が出たらしい。

 

エタニティ(色テツノブジン)

ラストオリジンの戦闘員『エタニティ』が由来。カラーリングが色ブジンに似ている。

ガトリングをぶっ放す不思議ちゃん系キャラ。ASMRもあるぞ!

 

オペライペ(色イダイトウ♀)

アイヌ語でイトウをこう呼ぶらしい。見た目がめっちゃカッコよくて気に入っている。

ちなみにイダイトウはラスオリのホーム画面の背景に泳いでいる魚の役。

 

スペシャルサンクス

・寝落ち防止TRPG

指定暴力TRPG団のみなさん。いつもなにかしら一緒にやっている

くろらっぱさんのドラゴン統一はこちら

kurorappa15.hatenadiary.jp

ちなみにブリジュラスとトドロクツキはくろらっぱさん、テツノブジンはひまじんさんに個体提供してもらった。いつもありがとうございます。

 

・アイシャ81号

ラストオリジン日本版の運営。

やらかしが激しいがいつも頑張って仕事をしてくれている。

今後とも頑張っていただきたい。

 

 

 

最後の最後までお読みいただき本当にありがとうございました!

またどこかでお会いしましょう!